荒汐部屋星取表 蒼国来 栄吉
蒼国来 栄吉
- そうこくらい えいきち
- 本名:エンクー・トプシン
- 旧名:恩和图布新(engketübsin)(※「图」は「図」の中国簡体字) ウイグル式モンゴル文字表記:
- 昭和59(1984)年1月9日生(40歳)
- 中華人民共和国内モンゴル自治区赤峰市巴林右旗出身
- 令和元(2019)年9月6日 日本国に帰化(官報に記載)
- 平成十五年九月場所初土俵
- 平成23年4月14日 協会による引退勧告に従わなかったため解雇
- 平成25年4月3日 解雇取り消しにより協会復帰
- 令和2年3月26日引退 年寄・荒汐を襲名し部屋を継承
- 最高位:東前頭二枚目(平成二十九年三月場所)
- 受賞歴:技能賞(平成二十九年一月場所)
- 金星:1個(平成二十九年三月場所対日馬富士戦)
- 苍國来 栄吉(※「苍」は「蒼」の中国簡体字)→蒼国来 栄吉(平成十九年一月場所)
- 日本相撲協会公式サイト_力士プロフィール_蒼国来
平成23年から25年にかけての空白期間について(協会解雇から復帰までの経緯)
- 平成23年4月11日、「故意による無気力相撲」に関与したとして日本相撲協会より引退勧告を受けるも潔白を主張して受け入れず、同4月14日に解雇処分となった。
- 平成23年4月22日、処分を不服として幕内力士としての地位保全と地位に応じた所定の給与相当額の仮払いを求める地位保全等仮処分申請を東京地方裁判所に対して行った。
- 平成23年6月9日、「協会が六月から一年間、幕内力士の月給に当たる金額を毎月仮払いする」という東京地裁の提案を受け入れ、日本相撲協会との和解が成立した。
- 平成23年6月17日、力士としての地位確認と給与の支払いを求める訴訟(本訴)を東京地裁に起こした。
- 平成24年12月20日、力士としての地位確認と給与の支払いを求める訴訟(本訴)が結審。判決日が平成25年3月25日と決定すると同時に東京地裁より和解勧告がなされた。
- 平成24年12月15日、和解協議が始まった。
- 平成25年1月22日、二回目の和解協議が不成立に終わり、平成25年3月25日15時の判決を待つこととなった。
- 平成25年3月25日、「問題の取組が八百長だとうかがわせる有力な証拠はなく、解雇の手続きも違法だった」として、幕内力士としての地位を認め解雇を無効とする判決が下った。
- 平成25年4月3日、判決を受けて日本相撲協会が臨時理事会を開き、控訴を断念し解雇処分を取り消すことを決定した。これにより、日本相撲協会に復帰した。
- 平成25年6月24日、七月場所の番付発表で西前頭十五枚目(解雇時の平成二十三年五月技量審査場所と同じ地位。当時の番付表からはしこ名が削除され空白だった)として番付面に復帰した。